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Vガンダム(ヴィクトリーガンダム) / 機動戦士Vガンダム 登場モビルスーツ紹介




Vガンダム(ヴィクトリーガンダム)は、テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する兵器。
レジスタンス組織「リガ・ミリティア」の人型機動兵器「MS(モビルスーツ)」の1つ。劇中では主人公ウッソ・エヴィンを初め、主要人物の多くが搭乗する。メカニックデザインはカトキハジメが担当。
 
機体解説
ヴィクトリーガンダム
Victory Gundam
型式番号 LM312V04
頭頂高 15.2m
本体重量 7.6t
全備重量 17.7t
出力 4,780kW
推力 7,390kg×6
4,420kg×8
(総推力)79,700kg
推進機関 ミノフスキーフライト
装甲材質 ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材
武装 バルカン砲×2
ビーム・ライフル(ビーム・ピストル)
ビーム・サーベル×2
ビーム・シールド×2
ハードポイント用オプション×最大8
その他オプション多数
搭乗者 ウッソ・エヴィン
マーベット・フィンガーハット
その他 アポジモーター×34
 
リガ・ミリティアが、ザンスカール帝国軍の軍事的脅威に対抗すべく推進したMS開発計画「V(ヴィクトリー)プロジェクト」に基づき開発した機体。当初は単に「ヴィクトリータイプ」と呼ばれていたが、一年戦争期に伝説的な活躍を残した名機「RX-78 ガンダム」にあやかり現在の名称に変更された。ザンスカール側からは「ガンダムもどき」とも呼ばれていたが、この時代はガンダムの名は抵抗の象徴とされていたため、クロノクル・アシャーは当機をガンダムタイプと呼んだ部下に対し「ガンダムではない、ヴィクトリータイプだ」と言っている。
変型・分離・合体が可能で、様々な運用に応じた形態が取れ、装備換装によって性能強化が可能である。また機体各部にはハードポイントが設けられ、武装追加も可能。後継機V2ガンダムのパーツも、Vガンダムとの互換性が保たれている。腰部前方のスカートアーマーは変形機構の都合上独立して可動し、水平に展開することで人員や物資を運搬するための荷台となる。
Vガンダムは、初代ガンダムやΖΖガンダムと同様に上半身(トップ・リム、またはハンガー、Aパーツ)、コア・ファイター(またはBパーツ)、下半身(ボトム・リム、またはブーツ、Cパーツ)に分割されている。ただし従来のコア・ファイターがコアブロックとしてMSの胴体内に収納される形式だったのに対し、本機のコア・ファイターは変形して直接頭部・胴体を形成し、そこにA・Cパーツが合体して四肢が追加される形になっており、いわばコア・ファイター自体がVガンダムそのものであるとも言える。
このような構造となった理由は、リガ・ミリティアという組織が正規軍でないことに由来する。すなわち、育成に時間のかかるパイロットの人数が十分ではなく、また補給体制も万全ではなかったため、パイロットの生存性を極力高め、かつ一部破損した機体であっても戦力としてすぐに再使用できるようにする必要があったからである。そこで機体を3つに分割すると共にコクピットと主要部分をコア・ファイターに集約し、破損した部分は即座に新しいパーツと交換できるようにした。
開発はヨーロッパの各地に点在するリガ・ミリティアの工場で行われた。工場は旧世紀時代の自動車や飛行機などの製造施設を引き取り利用したものである。
Vガンダムの各パーツは、地球上や月面など各地に点在する工場で別々に製造されており、MS1機ずつとしてのロットナンバーは振られていない。したがって、MSとしてどれほどの総数が存在しているのか、正確な数は掴めていない。少なくとも、地球上のみで20機前後相当のパーツが完成していた模様である。加えて、各工場ごとに独自の調整を行っていたため、それぞれに若干の差異が生じていたことが確認されている。このように本機は「ガンダム」の名は冠しているもののあくまで準量産機であり、名称や機構からジムの様な本機の量産タイプの印象を受けるガンイージは同時期に開発された別コンセプトの機体である。
全天周囲モニター・リニアシートを採用しておらず、第一世代MS(一年戦争時代の機種)の様なコクピット仕様となっている。
 
武装
 バルカン砲
歴代のガンダムタイプMSに倣い、頭部に2門を内蔵。コア・ファイター形態でも、頭部を引き出すことで旋回砲塔として使用可能。
 ビーム・ライフル(ビーム・ピストル)
標準装備の携帯火器。マニピュレーターで保持するだけでなく、肘や腰、ふくらはぎのハードポイントに直接装着して使用することもできる。銃把周りの発振器は分離して小型のビーム・ピストルになるが、この状態では威力、射程距離共に大幅に低下する。このピストルはV2ガンダムのライフルでも共用される。
 ビーム・サーベル
接近戦用の斬撃兵装。片方の前腕内部(ビームシールド基部)に2基、両腕合わせて4基を格納する。発生器の形状がコの字状となっており、出力を上げることでビーム刃を扇状に展開することも可能。
 ビーム・シールド
両肘の防御兵装。ビームを面状に展開し、敵のビーム、実弾兵器から身を守る。発生器は縦軸にほぼ180度旋回可能で、加えて腕自体を回転させることで防御方向を自在に変化させることができる。
初期設定並びに設定画ではビームの発生器をビームサーベルが兼ねており、ビームシールド使用時にはその分のビームサーベルは使用不能となる仕様となっていた。しかしこの設定は劇中の描写での混乱を招くために廃止されている。
 4連装ミサイルポッド
主に脚部ハードポイントに装着される。モトラッド艦隊追撃戦以降にてマーベット機が使用。また、エンジェル・ハイロゥ攻防戦での対ゲンガオゾ戦にて、マーベット機のブーツ経由でウッソのV2ガンダムも使用している。F90 Dタイプ(サナリィ製)の腕部に装備される5連ロケット弾パック×2に類似している。
 ビーム・カノン / VSBR(ヴェスバー)
主に腰部ハードポイントに装着される。エンジェル・ハイロゥ攻防戦でユカ・マイラス機のVガンダムヘキサが使用した他、後期EDでV2ガンダムが装備しているのが確認できる。UC120年代のF91(サナリィ製)などの一部のMSが所持していたVSBR(ヴェスバー)に似た形状をしている。
初期の設定ではVSBR(ヴェスバー)とされていた。後にビーム・カノンと名称も出てきた。
放送当時発売していた玩具・光機動シリーズのVガンダムヘキサの商品見本写真では、劇中と異なり腕のハードポイントに装備している。
 ディスポーザブル・バズ
折り畳み式の携帯ビーム砲。使用時に各部の照準センサーやグリップが展開する。EDのVガンダムが脚部ハードポイントに装着しているのみで、劇中では未使用。
 ビーム・ガトリングガン
初期にデザインされたVガンダム用の兵装の一つ。劇中ではシャッコーが使用している。
 ハードポイント
肘・膝・腰などにハードポイントを配置している。F97(サナリィ製)の腰部ハードポイントと形状の類似がみられる。F90の様なハードポイントとは違いハードポイントと接続パーツとの接続部分が回転軸ではない部分が回転軸なために接続パーツの部分に実質負担がかからない設計になっている。
 
分離・合体
前述の通りVガンダムはモジュールごとに分かれた設計となっており、コア・ファイターを中心にそれぞれのパーツをドッキングすることで戦闘機としての運用が可能となっており、戦術上の運用の幅を広げている。センサー類が集中している頭部をトップ・リムではなくコア・ファイターに組み込み、更にミノフスキーフライトを搭載しているためコア・ファイターの生産には高い技術とコストが必要である。対して、それ以外のモジュールは消耗品として量産可能なよう設計されている。このため、トップ・リムやボトム・リムは使い捨ての質量弾としても運用されることがあり、特にボトム・リムをミサイル替わりに使う通称「ブーツアタック」が頻繁に使用されている。トップ・リム、ボトム・リムは簡易の無線で操作されるが、自動でコア・ファイターに随伴飛行させる事も可能であり、同時に複数のボトム・リムを随伴させ、「ブーツアタック」を繰り返すような荒業も可能である。
 トップ・ファイター
トップ・リムとコア・ファイターがドッキングした形態。機動性は低いが、MSの腕を展開することで様々な火器を使用できることから、火力と防御力に優れている。飛行形態のままビーム・サーベルを用いた格闘戦や、上半身だけで変形することも可能である。設定上、カミオン隊で使用される機体は極初期に生産されたものであり、製造時の判断で上腕部が変形時にロックしやすいよう、角型に設計変更されたことになっているが、画面上では特に描き分けられてはいない。頭部を出したままの変形がF90Y改の試製トップファイターとの類似性が見られる。また名称でも両者はコアファイター部分をトップファイターとしている点に共通性が見られる。
 ボトム・ファイター
ボトム・リムとコア・ファイターがドッキングした形態。スラスター類の集中した脚部を持つため機動性は高いが、兵装は脚部ハードポイントに取り付けたビームライフルのみとなるため、火力・防御力はトップ・ファイターに劣る。トップ・ファイターと同じくこの状態でも変形は可能。
 コア・ブースター
SD-VB03A オーバーハングパックとコア・ファイターがドッキングした形態。オーバーハングパックの推力と武装が加わることで機動性、火力が向上している。
なお、各構成パーツはそれぞれ干渉しないように設計されているため、全パーツをドッキングさせたまま飛行形態への変形が可能である。しかし、MS形態でも充分な飛行性能を持つため、高機動モビルアーマー「リカール」への単独攻撃や、狭いトンネルからの奇襲など限られた場面でしか使用されなかった。
 
デザイン・設定
変形の際に上半身パーツではなくコア・ファイターに頭部が格納されたり、コクピットが水平に格納されたりと、斬新なアイディアが盛り込まれた。 またデザインコンペ時、大河原邦男は自作したコアファイターの模型を持ち込み、カトキを驚かせた。
そして頭部が剥き出しのままの変形する点でヴィクトリーガンダムのトップファイターと共通するF90Y改の試製トップファイターの模型情報1993年8月号掲載画で大河原邦男は「クラスターガンダムはどことなくガンイージと似ているシルエットをしています。L・MのMSはサナリィの流れをくむものかもしれませんね」とコメントしている。
ヴィクトリーガンダムのアニメ内での描写や初期のカトキハジメの設定画の特徴は、サナリィ系MSの上腕、太腿、脹脛(ふくらはぎ)や脛(すね)などの曲線ラインや曲面ラインで構成された機体形状の特徴と類似している。
 
劇中での活躍
本編1話より登場。初合体の際にクロノクルのゾロに妨害され、いきなりボトムリムを破壊されるが、即座に予備パーツが射出されるなど同機が従来のガンダム系主役機と異なり、消耗パーツを随時換装可能な、柔軟な機体として描かれている。またベチエンで合流した輸送機にはVガンダムの予備機が搭載されており、3機のVガンダムで敵の迎撃に出るなど、それまでのガンダム作品で見られない新しい描写が行われた。ウッソの搭乗機はマケドニアコロニーにて自らがV2ガンダムに乗り変わった際に敵機を撃墜するのに使用され、喪失している。後半ではオリファーの死後、マーベット・フィンガーハットを元気づけるためにオデロらが彼女の使用していたヘキサの頭部をVタイプへと換装したため、マーベット機の左肩には時折ユニコーンのマーキングが施されている。マーベットはその機体で終戦まで戦い抜き、最終話ではカサレリアにV2ガンダムと共にうち捨てられる。


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ウッソ・エヴィン / 機動戦士Vガンダム 登場人物紹介




ウッソ・エヴィン (Üso Ewin) は、アニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する人物。本作の主人公で13歳。(声:阪口大助)
 
人物
宇宙世紀0140年頃の生まれで、地球の東欧に存在する不法居住区ポイント・カサレリアに行方不明の両親(父ハンゲルグ・エヴィン、母ミューラ・ミゲル)を待ちながら暮らしていたが、0153年4月5日の夕刻にパラグライダーで飛行していた時にザンスカール帝国のモビルスーツとリガ・ミリティアの小型戦闘機(Vガンダムのコア・ファイター)との戦いに巻き込まれ、どさくさに紛れてクロノクル・アシャーの乗るシャッコーを強奪する。
その後、モビルスーツ戦闘に関するセンスや潜在能力の高さを買われてリガ・ミリティアと共に行動し、ヴィクトリーガンダムやV2ガンダムのパイロットとしてザンスカール帝国と戦う。周囲からはしばしば「スペシャル」と称され、V2などの高性能機の性能を十分に引き出して戦った。なお、特筆すべき点として、劇中ではニュータイプ能力は戦闘ではなく、死者の声を聞いたり人の思念を感じるなど主として非戦闘時に発揮されており、戦闘自体は機転とトリッキーな機体と武器の運用によって戦い抜いていた。
また、ヴィクトリーガンダムのパーツ分離可能な特性を生かして、パーツを分離させ敵に突撃させるという戦法を思いつき、オリファー・イノエをはじめとし、リガ・ミリティアのヴィクトリーガンダム(ヘキサ)のパイロット間で流行させたこともある。これにより軍艦などの攻撃に威力を発揮した。
なお、彼の名前の由来は「嘘」からであり、彼は良い意味でも悪い意味でも「できすぎた」キャラクターである。ただし唯一、カテジナ・ルースに対する恋心に関しては、子供ゆえ異性へのアプローチが下手で、物語開始前からストーカーじみた行動を起こしており、煙たがられていた。
13歳と非常に若く、これはテレビ放送された作品の主人公およびパイロットとして登場する主人公としてはガンダム史上最年少である。
 
スペシャルな少年
彼は幼いながらに優れた感覚(実際のモビルスーツの操縦にすぐに慣れ、戦闘もできるようになった点等)や肉体能力(およそ10m程の高さから落ちても運の良さが手伝ったとはいえ「痛い」ぐらいですんだり、大人でも投げ飛ばせたり、ナイフで刺されてもMSで戦える点等)、深い知識(小説版では、8歳の時に中2数学レベルである連立方程式を勉強している。論理思考のレベルも高く、オイ・ニュング伯爵と渡り合っての高度な議論をかわすなどしている)を両親に鍛えられながら獲得していった、これは両親が「自分たちの息子はニュータイプだ」と信じており、将来戦力とするために鍛えたことによる。その後、彼はカミオンの老人達等から「スペシャル」と称されるようになった。
 
シャアの末裔説
ウッソの母ミューラ・ミゲル、および『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するシャア・アズナブルの恋人であった女性ナナイ・ミゲルのファミリーネーム「ミゲル」から、ウッソはナナイとシャアの子孫では?と言う説があったが、公式な設定ではない。『ガンダムエース』誌にて「シャアの末裔説」の存在について公式な書籍で初めて言及された。だが同時に、ナナイ・ミゲル (Nanai Miguel) とミューラ・ミゲル (Myra Miggell) の「ミゲル」のアルファベットの綴りが違うことも言及されている。
 
女性関係
普段は純朴な少年であり、ゆえに大人の女性受けがとても良く、シュラク隊のメンバーからはからかいが混じりながらもよく可愛がられていた。また、マーベット・フィンガーハットからは特に可愛がられており、マーベットの結婚の際には嫉妬混じりの複雑な感情をのぞかせた。しかし例外もあり、初恋の相手であるカテジナからは、ストーカーじみたしつこさからかあまり良く思われていなかったようである。幼なじみのシャクティ・カリンに対しては始めは妹のように思っていたようだが、別離を経て意識しだすようになる。
ザンスカール側の女性陣からも好意をもたれるが、ルペ・シノ、ファラ・グリフォン、更にザンスカールに付いたカテジナは、いずれもストーカーそのものの執着心をウッソにぶつけており、シリーズ屈指の女難に見舞われた主人公とも言える。最終的にウッソは3人とも戦場で倒し、自ら関係に終止符を打った。
 
漫画版
どこか大人しく悲壮感の漂う性格をしていたテレビ版とは異なり、漫画版のウッソはやや粗野な熱血漢の少年となっている(一人称もテレビ版では「僕」だったのに対し、漫画版では「オレ」になっている)。またカテジナが登場しておらず、テレビ版でしばしばあった逡巡・懊悩などは見られない(その代わり、クロノクルとの因縁が深くなっている)。
 
搭乗機
ZMT-S12G シャッコー
LM312V04 ヴィクトリーガンダム
LM312V04+SD-VB03A Vダッシュガンダム
LM314V21 V2ガンダム
LM314V23 V2バスターガンダム
LM314V24 V2アサルトガンダム
LM314V23/24 V2アサルトバスターガンダム
LM313V10 セカンドVガンダム(小説版)


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ΖΖガンダム(ダブルゼータ) / 機動戦士ガンダムZZ 登場モビルスーツ紹介




ΖΖガンダム(ダブルゼータガンダム)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する兵器。
 
開発背景
U.C.0080年代後半に、MS開発は激動期を迎えた。ムーバブルフレーム構造を採用した第2世代から、変形機構を備えた第3世代、さらにニュータイプ (NT) 対応機能を備えた第4世代といった、MS数世代分の進化がこの時期に集中している。一年戦争以降進められてきた公国系と連邦系の技術融合の恩恵もあり、MSの単機あたりの性能は大きく向上した。しかし、性能向上に伴う付加機能の方が脚光を浴び始め、MSには本来の白兵戦用途の範疇を超える多様な機能が搭載されていった。このため、MSは徐々に巨大化を余儀なくされたのである。この時点でMSは進化の袋小路に入り込み、恐竜的進化を遂げつつあったとされている。
この時期、アナハイム・エレクトロニクス社が進めていたΖ計画において、圧倒的な戦闘能力を秘めた1機のガンダム・タイプのMSが完成する。それがMSZ-010 ΖΖガンダムである。
 
開発経緯
ΖΖガンダムは、その機体名称に「Ζ」のコードを冠するといった理由から、当時アナハイム・エレクトロニクスにおいて進行中であったΖ計画の所産として捉えられている。しかし、エゥーゴは当機をΖガンダムの後継機種として発表したが、実際にはΖΖガンダムの機体構想そのものは、Ζガンダムの完成よりも2年前のアナハイム内部において「G計画」として存在していたとされる。
Ζ計画発足当初、アナハイム社内における次世代フラグシップ機の素案として、二つのTMSの構想が存在していたと言われる。1つは、エゥーゴが計画していたジャブロー攻略を主眼においた、宇宙空間から地上までの連続運用を可能とする大気圏突入能力を有する機体案。そしてもう1つは、多数のジェネレーター直結式メガ粒子砲を搭載した高火力型の機体案である。これらの開発における技術的難関は容易には解決されず、特に後者は性能の要求水準が高かっただけに、計画が一時棚上げされた。
しかし、そこに連邦軍の開発によるガンダムMk-IIがアナハイム社内に持ち込まれたことで事態は一変する。ガンダムMk-IIは基本構造こそ第2世代に達していない機体だったが、アナハイムの技術陣はその柔軟なムーバブルフレーム構造に着目した。これに独自に開発を進めていたブロック・ビルド・アップの概念を融合させることで、格段に堅牢かつ自由度の高いムーバブルフレームの開発に成功したのである。
このムーバブルフレーム技術の恩恵により大気圏突入形態への可変機構が成立し、MSZ-006 Ζガンダムが完成した。しかし、試作機が実戦投入されたグリプス戦役中期の時点では、既にMSは第4世代に繋がる重装甲・重火力機への転換期に差し掛かっており、Ζガンダムの性能的な優位性は長続きしなかった。そこで凍結中であった高火力機の構想を発展させ、さらなる長期的展望のもとに新型TMSの開発が開始される。
開発過程の初期においては、複数の開発チームによる設計案が検討されていた。そのうちの一つとして、Ζガンダムの変形機構をさらに推し進め、分離・合体という要素を加味した新機軸の機体であるMSZ-009の設計プランが提出され、正式な開発認可を与えられた。MSZ-009はΖガンダムを超えるスペックを達成していたが、エゥーゴの要求する性能水準を満たすことは出来なかった。
このため、さらに開発コードを刷新した新規設計の機体が検討され、MSZ-010 θガンダム及びMSA-0011 ιガンダム(後のSガンダム)の設計プランが新たに提出される。両機は並行して開発が進められ、最終的にθガンダムがエゥーゴのフラグシップ機として採用される。このθガンダムが、後にMSZ-010 ΖΖガンダムとして、第一次ネオ・ジオン抗争時に名を馳せることになるTMSである。
θガンダムは、RX-78 ガンダムの再現のみならず、Gアーマーを加えた運用システムを単体で再現しようとしたものである。A、Bパーツそれぞれにジェネレーター及び変形機構を搭載することで別個の戦闘メカニズムとしての運用を可能とし、効率的な展開能力を付与された。Ζガンダムでは可変機構の成立に用いられたムーバブルフレーム技術は、θガンダムでは機体構造そのものを強化する目的で導入された。これによって可動部の強度が飛躍的に向上し、大出力ジェネレータの搭載が可能となった。
MSZ-009は単純にA、Bパーツの分離・合体方式であったが、θガンダムではさらにコア・ブロック・システムが導入される。理由の一つとしては、全天周囲モニターを兼ねた脱出ポッドの回収率が当初の見積もりよりも低かったことが挙げられる。これは人的資源に乏しいエゥーゴにとっては大問題であり、コア・ファイターによる生還率は一年戦争時から高かった。
もう一つの理由は、火力の充実である。大型艦艇をも凌駕する重火力MSに対抗するために、エゥーゴ首脳陣はアナハイムに50MWクラスの大出力ビーム兵器の搭載を要求した。また、機動性維持の観点及びエゥーゴの艦艇規格に適合させるため、全高を20m以内に収める要求も提出された。アナハイムの技術陣は小型・高出力のジェネレーターを開発したが、それでも要求水準を達する為には3基分の出力を必要とした。2基で搭載するにはMSの全高が25m以上必要だったため、A、B、コア・ブロックの3分割方式とされた。
θガンダムの開発に際しては、様々な技術的難関が山積していたと言われている。しかし、そこにはΖガンダム及びその派生機群の開発で培われた多くのノウハウが投入され、結実されていった。最終的にθガンダムは戦艦級の火力を備えると共にサイコミュを搭載し、NT対応能力を備えた当時最高水準の性能を持つ機体として完成した。そして、宇宙世紀0088年3月のロールアウト時において「Ζガンダムを超えるガンダム」との意味合いを込め、ΖΖガンダムの機体名称を与えられたのである。実戦投入から第一次ネオ・ジオン抗争終結に至るまで長期に渡ってアップ・デートが継続されており、更なる性能向上が図られていったという。
エゥーゴの最高位機種として誕生したΖΖガンダムは、ハイ・メガ・キャノンと多数の高出力メガ粒子砲の搭載、さらに複数個に分離しての航空展開能力を備え、第3・第4世代双方の機能を有し、単機のMSに万能の性能を求めた機体であった。MSはRX-78 ガンダムによって兵器として確立され、Ζガンダムの世代に劇的な性能向上と機能拡張がなされた。それらの集大成となったΖΖガンダムは当時のMS技術の一つの到達点であり、かつてのRX-78が備えていたのと同等の完成度を、その戦果をもって示したのである。
機体解説
 ΖΖガンダム
ΖΖ Gundam / Double Zeta Gundam
型式番号 MSΖ-010
全高 22.11m
頭頂高 19.86m
本体重量 32.7t
全備重量 68.4t
出力 7,340kW
推力 21,700 kg×2
14,400 kg×4
(総推力)101,000kg
センサー
有効半径 16,200m
装甲材質 ガンダリウムγ
武装 ダブルバルカン
ハイ・メガ・キャノン
ハイパー・ビーム・サーベル
(ダブル・キャノン)×2
21連装ミサイルランチャー×2
ウイング・シールド×2
2連装メガ・ビーム・ライフル
 搭乗者 (メインパイロット)
ジュドー・アーシタ
(一時的に搭乗)
ビーチャ・オーレグ
エルピー・プル
ルー・ルカ
モンド・アガケ(小説版)
イーノ・アッバーブ
その他 推力重量比(1.48)
 
ΖΖガンダムはΖガンダムの直系の発展型として、Ζ計画の末端に位置しているが、開発コンセプトとしてはRX-78 ガンダムの発展系と形容した方が正しい機体である。全領域での運用能力、機動力の強化は勿論のこと、一方で重装甲・大火力志向の強い機体でもあり、これらの要素を同時に成立させている。
機体各部には、新開発の熱核ジェット / ロケット・ジェネレーターが複数搭載されている。このジェネレーターは機体の主動力源としての役割に加え、熱核ジェット / ロケット・エンジンとしての共用機構を備えており、大気圏内外において高性能のスラスターとして機能する。従来のものよりも小型化されているが、単基でもMS一機を十分に稼動可能である。合体形態時には総てのジェネレーターが直列に接続され、機体全体ではΖガンダムの3倍強に達する出力となる。この破格の出力が複数の高機能デバイスの搭載を可能とし、本機に全高20m級というサイズを越えた性能を付与している。
機体各部に分散配置されるジェネレーターの中でも、バックパックに搭載されるものは特に出力が高く、通常のMSのレベルを凌駕する出力を有する。バックパック・モジュールは本機において最も大きな内部容積を有する部位であり、搭載される熱核エンジンは本来であれば航宙艦艇に積載されるクラスのもので、単基でその艦艇の全電力を賄えるとされている。MS形態時には加速用のメインバーニアユニットとして機能し、大型の航宙艦艇並みの推進力を機体にもたらす。さらにMA形態では腕部及び脚部のジェネレーターに直結したノズルが全て展開され、推力・航続距離ともに高速巡洋艦並みの能力となる。
MA形態からMS形態へと移行する際、腕部・脚部の大口径ノズルは機体内部に格納され、MS形態時におけるスペック・ノート上の比推力はΖガンダムよりも抑えられる形となる。しかし、実際には余剰出力が全身に分散配置された姿勢制御スラスターへと供給されており、推力を多方向に分散させているに過ぎない。つまり、MSの格闘戦には複雑かつ応答の速い機体機動が必要となるため、推力ベクトルを分散させた方が効率が良いためである。姿勢制御スラスターはΖガンダムの4倍に相当する32基を搭載し、可変ベーンによる推力偏向が可能。設置数・分散率において同時期のMSと比較して突出している。その他の機動ユニットとしては、腕部のフレキシブル・ウイングバインダーや大型のショルダースラスター・バインダー等を搭載しており、機体の姿勢変換、運動性能を向上させる。
本機は大出力エンジンと機動デバイスによって優れた空間戦闘能力を有してはいたが、それに比例して機体の操縦難度も高く、パイロットへの負荷は大きい。本機のパイロットを務めたジュドー・アーシタは巧みな機体操作によって無数のファンネルによる弾幕を突破する機動を機体に行わせている。しかし、これは彼の技量に負う面も大きく、ルー・ルカらがパイロットを務めた際は砲撃戦を主とした運用が行われた。
変形・合体機構を有する都合上、ムーバブルフレームは構造的に複雑にならざるをえなかったが、本機のそれは「MS+航空 / 航宙機+大出力火器」という複数の要素を満たすべく、様々な試行錯誤が結実している。Ζガンダムのムーバブルフレームは既存の構造と比較にならない程高い強度を備えていた。本機はコア・ブロックを導入した点を除けばΖ系MSとほぼ同等の変形機構を有しており、複雑な変形をほぼ瞬間的に行うことが出来る。また、構造材であるガンダリウムは、試作段階の機体であるFAΖΖのものよりも品質が向上し、ムーバブル・フレームの信頼性を高めている。重層的な構造を持つ可動モジュールと装甲は、マグネット・コーティングを標準で施された各部のヒンジやスライドレールによって分離しつつ堅固に結びつき、本来矛盾する機能である“柔軟さ”と“堅牢さ”を同時に実現する。
本機の四肢は熟成されたムーバブル・フレーム技術の粋が集約された複合的なモジュールであり、巨大なベクタード・ノズルとして、さらにAMBACユニットとしても十全に機能する。腕部は携行火器としてはやや大型の部類である2連装メガビームライフルを容易に取り回すことが可能であり、マニピュレーターは、上昇しようとするMS用エレベーターを強引に牽引するトルク性能がある。一説には、模擬戦において重装甲を誇るドム系MSを殴打によって沈黙させる程の強靭なフレーム構造を有するとされ、「連邦系において最もタフな機体」とテストパイロットに賞賛されたという。また、脚部は走行・跳躍といった人型機動兵器としての基本的な機能を備えた上で多数のスラスターを搭載し、歩行/機動ユニットとして高い完成度を有している。
機体構造は高度にユニット化が進められており、改修や換装への対応に万全を期している。各部のユニットは複雑且つ繊細な設計であったが、機体全体としては極めてシステマティックな構造を有していた。メンテナンスの所要時間は、機体全体のオーバーホールと並行した場合でも数時間程度であったとされている。また、通常の機体であれば数日間を要する規模の改装であっても、本機の場合は基本的に各部のモジュールを換装するのみで仕様変更が可能である。一方、補充・予備部品等の供給体制の面においては、テスト不十分のまま送り込まれてくる新型部品やアップデートが重なり、機体整備においては多大な負担となったようである。少人数の部隊で運用された事情もあり、時にはメンテスタッフのみでは人手が足りず、パイロット自身も機体の整備作業に参加する場面も見られた。
装甲はガンダリウムγを使用した多重空間構造であり、耐弾性に優れ、いずれの形態においてもMA級に匹敵する機体強度を備えている。耐水圧性能も高く、至近距離でのMSの爆発にも耐えられるという。メガ粒子ビームの直撃を完全に防御することは不可能だが、バインダーはシールド並みの強度があり、万一の場合はこれを用いてコクピットへの被弾を防ぐ。後にフッ素樹脂による耐ビームコーティングが施され、低出力のビームであれば数秒間程度の直撃に耐えることも可能とされた。しかし、コーティング層はビームの熱エネルギーによって気化するため、あくまで緊急避難的措置としての意味合いが強い。
本機は便宜的には重MSに分類されているが、構造材の軽量化等の効果もあり、実際の乾重量はΖガンダムの4t増し程度である。パワーウェイトレシオは余裕を持って設定され、武装追加も可能だった。追加兵装とのマッチング等もあらかじめ視野に入れた設計が為されており、フルアーマーシステムの装着時にも機体バランスを崩すことはない。FAΖΖが運用したハイパーメガカノンの様な大型兵装も問題なく運用可能である。
本機は、本来はNT能力を有するパイロットへと供与される予定であったため、機体管制システムにはNT対応のインターフェースとして、サイコミュシステムの一種が搭載されている。このデバイスはΖガンダムに搭載されたバイオセンサーと呼ばれる簡易サイコミュの発展型であり、パイロットの思惟を機体制御に反映させることが可能であった。本機のシステムは双方向通信機能を有する武装としてのサイコミュとは異なり、純粋に機体のコントロール・システムの補佐を行うデバイスとして機体管制に導入されている。通常のサイコミュは主にコクピット周辺に搭載されるが、本機のそれはコア・ブロックのメインプロセッサーを中心として機体各部に端末が分散配置されている。このシステムはサイコミュのコンパクト化・高密度実装化の点で有利であり、機体の追従性並びに運動性向上に対する効果は、フル・スペックのサイコミュと同等以上のレベルに達している。また、コア・ブロックにはRX-78の教育型コンピューターに相当する機構として、一種の学習プログラムが搭載されていた。これは、サイコミュがパイロットの操縦傾向・脳波パターンに合わせて機体応答を改良するもので、反応性や精度の面において機体の側からパイロットに「歩み寄る」特性を備えていたという。パイロットを変更する場合には、コア・ブロックの換装によって容易にセッティング変更が可能であり、システムの親和性が向上している。但し、NTパイロットの搭乗を前提とした機体追従性は、本機の操縦難度を非常識な程に高いものとしてしまっている。このため、非NTパイロットの搭乗を考慮してリミッターが設けられ、サイコミュは封印された状態であったとされている。
本機は戦闘用MSに求められたあらゆる要素を高いレベルで実現させたが、それらはまた、危ういバランス上に成立したものでもあった。
非常に高性能な機体である反面、操縦難度はΖガンダム以上に高く、一般兵では操縦が困難だった。また、多機能性を追求した結果、操縦システム自体も複雑化している。分離・変形システムは空中換装も可能にしたが、交戦中の合体には各機パイロットによる高度な連携・状況判断が必要とされた。機体内部にはハイメガキャノンやサイコミュデバイス等の複雑な機構を有する部位が多数存在し、メンテナンス・スタッフにも高度な技術が必要とされた。
これらの要因から、本機は制式機として普及させることが極めて困難であった。本機はその機体能力のみが突出した、いわば恐竜的な機体であり、性能向上に伴うパイロットへの負荷の増大はほぼ考慮されておらず、前線への配備を前提とした兵器としては大きな問題を残していたのである。エゥーゴの旗機として多大な戦果を挙げたものの、それはパイロットの資質に依存した結果論でもある。
U.C.0090年代以降、MSはその技術的限界からシンプルな設計が主流となっていく。RX-93 νガンダム等の機体では、本機の様な突出した戦闘能力よりも整備性やコストパフォーマンスを重視した仕様となっている。こうした機体と比較し、後年本機の設計思想を揶揄する声も少なくはなかった。
しかし、本機が開発されたU.C.0080年代末期はMSの万能化 / 高性能化が積極的に推し進められた時期であり、また各勢力陣営は人的資源の問題から少数精鋭体制を採らざるを得なかった。それらの要因を考慮すれば、本機の単一戦闘能力に偏向した機体コンセプトは、当時の戦略環境から導き出された要求の当然の帰結であったとも言える。
実戦投入された本機は1Gの重力下は勿論のこと、砂漠や水中、果ては木星圏の高重力下といったMSにとって過酷な環境下においても十全に稼動したとされており、その性能を遺憾なく発揮した。大電力を消費する高出力デバイスを多数搭載しており、熱核反応炉の発熱量も通常の機体より大きかった。しかし、当時のMSはいずれの勢力の機体も同傾向にあったこと、そして搭乗者であるジュドーの操縦技術もあり、機体運用に支障をきたすことはなかったとされる。実際、敵地潜入等の長時間任務にも幾度となく投入され、作戦を遂行しており、機体の活動可能時間は相対的には十分なものが確保されていたのである。本機は一説には設計時のスペックを超える性能を発揮したとも言われており、搭乗者の資質とも相まって第一次ネオ・ジオン抗争をエゥーゴの勝利に導いている。
なお、後のRGZ-95リゼルの形状がΖΖガンダム、フルアーマーΖΖガンダムまたはFAΖΖ(ファッツ)などMSZ-010系の影響が多分に見られる事から、設計やノウハウが引き継がれていると考えられている。
 
分離・合体
本機は旧来の可変MSにドッキングという要素を加えた新機軸のMSであり、変形システムはΖガンダム同様VMsAWrs(ヴァモーズ、Variable Mobile-suit And Wave-rider system)と呼称されている。
MS / MA形態時における機能分化はより徹底したものとなっており、各形態時に使用しないモジュールは、極力、最終装甲内に格納されるよう配慮されている。この機能は、いずれかの形態において損傷を被った場合、モード変換を行うことで機能を補うフェイルセーフ効果を機体に付与している。腕部・脚部のスラスター・ユニットはMS形態時には収納されるため、一見総合推力が減少されるように見えるが、実際には機体各部に分散配置された小型スラスターが新たに稼動し、推力の分散によって効率的な機体機動が可能となるため、MSとしての機動力は向上する。逆に、MA形態時には推力が単一方向に集中するため、加速能力が飛躍的に向上する。
変形機構の採用による機体の複雑化というデメリットはあったものの、サブ・フライト・システムの支援を受けずに航空作戦へと移行し、距離的に隔絶した戦域への迅速な移動を単独で可能とする機能は、戦術兵器として以上に戦略的にも大きな意味を有していた。大気圏内において有力な地上戦力の支援が望めないエゥーゴにとっては、本機の母艦に制限されない作戦行動範囲と艦砲級の火力による拠点制圧能力は多大なメリットとなったのである。
巡航形態はGフォートレスと呼ばれ、ウェイブライダーの様な大気圏突入能力は持たないものの、火力・航続距離共に小型の巡洋艦クラスの性能を備え、強力な重戦闘爆撃機としての機能を持つ。Gフォートレス形態は機体構造上、コア・ブロックが機体下面に露出するため、後の改修によってコクピット周辺に追加装甲が施されている。
分離後の各パーツはいずれも共通の制御ユニットとしてコア・ブロックを兼用する設計であり、コア・ファイターを接続することで、それぞれコア・トップ、コア・ベースと呼ばれる戦闘機として運用可能である。これらの機体はコア・ファイターを中核として一年戦争時のGアーマーを参考にした運用体系を持つ。分離後の推力配置はコア・ベースに比重が置かれており、強力な推進力を有する同機は、かつてのコア・ブースターとほぼ同一コンセプトのユニットである。コア・トップは推力そのものはコア・ベースに譲るが、その分軽量であり、翼面積も大きく空戦性能に秀でる。
コア・トップには戦闘機としての、コア・ベースには攻撃機としての異なる機能が盛り込まれており、多角的な運用を可能とする。また、コア・ファイターを含め、各々が優れた空戦能力を有する高性能な航空 / 航宙戦闘機であり、3機でハイザック1個小隊に相当する戦力を持つとされている。3機が同時行動を取る際には合体形態の方が効率が良いため、コア・トップ及びコア・ベースは状況に応じてドッキングし、GフォートレスまたはMS形態へと移行する。
システムとしての本機を構成するパーツ・ユニット群は基本的に一機のMSとして完結しており、変形及び合体に際し、外付け式のオプションを必要としない。また、分離形態時の飛行ベクトルと合体形態時の機動軸が一致するため、戦闘空域における換装をスムーズに行うことが出来る。分離式MSによる実戦レベルでの“空中換装”は本機をして初めて実現された機能である。出撃時に分離形態であれば各パーツの操縦システムとなる3機のコア・ブロックは、合体起動時にはA・Bパーツのパイロットが不要となるため、余剰となる2基のコクピット(コア・ブロック)は中核となる1基を残し、戦線を離脱する。
ドッキングしたコア・ブロックは、合体形態時にはメインフレームと結合し、バックパック基部のドッキング用ムーバブルフレームと共に、機体全体の応力負担の一部を担う設計である。
コア・ブロックの兼用は開発スケジュールを短縮する上での苦肉の策でもあり、合体後にさらに分離を行った場合、分離後のA・Bパーツの個別運用は基本的に不可能となる。しかし、不要なコクピットを分離式とした設計はデッドスペースの省略化に寄与し、機体の大型化に歯止めを掛けている。競合機であるSガンダムでは、A・Bパーツそれぞれに専用のコクピットを設け、分離後の運用を可能としたが、機体は大型化し、システムは本機以上に複雑なものとなっている。
A・B・コアブロックは各々が独立した機動兵器であり、合体形態時には必然的に一部の機能やシステムが重複することとなる。このため、たとえ一つのパーツが不調であったとしても残りのパーツによる機能代替・補完がある程度可能であり、機体全体としては稼動することが可能である。
MSの変形に分離 / 合体という新要素を加えた機体運用システムは、非常に柔軟且つ多彩な戦術を可能とした。こうした設計は本機がワンオフを前提としたフラッグシップ機であり、コストパフォーマンスを度外視した実験機的な存在であるがゆえに成立したものである。
 
Gフォートレス
G-FORTRESS
全長 30.13m
全幅 18.52m
推力 16,300kg×2
21,700kg×2
14,400kg×4
17,300kg×2
(総推力)168,200kg
武装 ダブルキャノン
21連装ミサイルランチャー×2
ダブルビームライフル
その他 推力重量比(2.45)
 
本機の巡航形態であり、重力下での長距離飛行能力を有する重戦闘爆撃機としての運用が可能である。武装が前面に、推進器が後方に集中しており、MS形態時と比べ、航続距離及び加速性能が飛躍的に向上する。Gフォートレスは直線的な移動を目的とした形態であるため、対MS戦闘時におけるこの形態での運用例は多くはなく、搭乗者の発言によれば、旋回性能の点ではΖガンダムのウェイブライダーに譲るとされる。しかし、Gフォートレスはその圧倒的な火力・加速能力に加え、重力下でのSTOL機動や水中航行を可能とする破格の汎用性を持つ超高性能のMAでもあり、その戦闘能力は巡洋艦クラスに匹敵する。
設計時には武装追加案(スーパーGフォートレス)も検討されていた。
 
武装
本機は戦艦級の火力を有している。多数の高出力火器を同時にドライブすることが可能であり、長距離射撃から白兵戦闘にまで対応した機能を備える。
 ハイメガキャノン(出力50MW)
機体のジェネレーターが生み出す莫大なエネルギーの大部分を、新開発のメガコンデンサーによって凝縮、高密度のメガ粒子を開放する広域エネルギー放射兵器である。その出力はコロニーレーザーの約20%に相当するとされ、MSが最終装甲内に装備する武装としては最強クラスの威力を有する。一射ごとのエネルギー消費量が大きく、連続使用は不可能である。至近距離の標的に対する殲滅能力に比重を置いた武装であり、ショート・バレルを採用したこともあり、強力な出力と比較して射程は短い。額部に砲口が設置されているため、頭部ユニットの旋回によって照射角の微調整が可能であり、命中精度を向上させることができる。また、一説には発射時の反動を軽減するため、襟部分から支持アームが起き上がる機構が搭載されていたともされている。
ΖΖガンダムの就役時点ではハイメガキャノンは調整が不十分な状態のまま実戦投入されていたため、使用時におけるコンデンサーやジェネレーターへの負荷が問題点となっていた。実際、実戦においてハイメガキャノンの初使用の際、機体出力が一時的に低下し、機能回復に数分程度を要するトラブルが発生したとされている。しかし、これは機体を受領して間もないパイロットの機能理解の不備による操作ミスという人為的理由によるものとも考えられている。ジェネレーターが発生させたエネルギーが適切な昇圧手順を踏まずに急激にコンデンサーへと流入し、機体全体に過剰な負荷が掛かったためである。
本機の頭部ユニットは就役後も頻繁に改修を施された部位であり、ハイメガキャノンの性能自体も逐次更新され、容量やエネルギー効率の改善が図られている。第一次ネオ・ジオン抗争後期の時点では、ハイメガキャノンの使用による出力低下の問題は、ほぼ解消されていた。キュベレイとの交戦時や、木星宙域におけるドーベン・ウルフ隊との交戦時には、ハイメガキャノン使用後も機体の出力低下を起こすことはなくなっていた(但し、小説版では異なる)。
ネオ・ジオンの旗機であるキュベレイとの交戦時には、パイロットのテンションの上昇に応じてハイメガキャノンの出力が定格性能を超えて増大する事例が見られたが、原因は明確にされていない。その際に砲口周辺の装甲が溶解しているが、これはあくまでイレギュラーな事態によって生じた現象であり、ハイメガキャノンの設計自体に欠陥がある訳ではない。
従来であれば、大型戦艦の主砲クラスの兵装でなければ実現し得なかった大出力火器をMSの内蔵兵器として搭載したという点では画期的なデバイスであり、これに近似したコンセプトの兵装が後のサザビーにも採用されている。MSとしては極限とも言える威力を有しつつも極めてコンパクト化されており、高機動・重火力の両立という本機の機体コンセプトを象徴する兵装である。
 2連装メガビームライフル(10.6MW×2)
本機の主兵装。別名ダブルビームライフル。極稀にダブルメガビームライフル。デバイス内に複数のジェネレーターを持ち、更にMS本体からのエネルギー供給を受ける(構造的に腕部エンジンと直結する)ことで、MS用手持ち携行火器のサイズに収まりつつもメガバズーカランチャーに匹敵する威力を有し、更に連射を可能とする非常に強力な兵装となっている。ライフルと銘打っているものの、その実態はジェネレーター直結式の連装メガ粒子砲と呼ぶべき兵装である。砲身は200射程度の使用が可能であるとされている。
大火力の兵装だが、マニュアル操作で出力及びビームの収束率の調整が可能であり、運用に柔軟性を持たせている。ロング・バレルによって効率的なエネルギー収束が可能であり、一定レベルでの狙撃能力をも備えていた。
携行火器としては破格の威力を備えており、一度の砲撃でMS数機を破壊し、 かすめただけでもガンダリウム製の装甲を溶解させる威力がある。ビームの減衰が激しい大気中においてもその威力は健在であり、一射でドライセンを爆砕したほか、大型MSであるザクIIIの半身を吹き飛ばしている。
Gフォートレス及びコア・トップ形態時には機首となり、専用のコクピットも設置されている。但し、MS形態時には乗員に危険が及ぶことから、こちらは専ら整備用 / 緊急用とされている。しかし、外観的に最も「コクピット」と捉えやすい事もあってか、実際の運用例においては、この部位にパイロットが搭乗する場面も多々見られた。
 ビームキャノン / ハイパービームサーベル(10MW/1.1MW×2)
バックパックにマウントされた、ビームキャノン(別名ダブルキャノン)とビームサーベルの共用機構を備える兵装。
キャノンモードでは2連装メガビームライフルに匹敵する出力があり、長射程を有する。マウント部の自由度は高く、砲身を自在に操作できるため、固定武装としては広範な射角を有している。
サーベルモードでは一般的なビームサーベルに比して50%増しのサイズのビーム刃を形成する能力があり、高級なガンダリウム・コンポジット装甲であっても容易に破断することが可能である。MS程のサイズもある隕石を丸ごと両断した他、重MSであるドーベン・ウルフ数機を一振りでなぎ払う程の威力がある。ジュドーはその出力を活かし、斬撃によって敵機のビーム射撃を相殺している。この武装も、頭部ハイメガキャノン同様に定格性能以上の出力増大が確認されているが、詳細は不明である。
 21連装ミサイルランチャー×2
一基あたりAMA-13Sミサイル21発を搭載する。このミサイルは熱誘導式であり、照準時に標的のスラスターの噴射熱を記憶するため、太陽やフレア弾などに妨害されることがない。
当時はビーム兵器の高出力化に伴って耐ビームコート、Iフィールド等の防護装備も高度化していた。これらに対しては実体弾攻撃が有効であったため、攻撃手段の選択肢を拡大し、柔軟な戦闘を可能とするために装備された。
 ダブルバルカン×2
頭部に内蔵されているが、実装部位や砲門数が資料によって異なる。2門1対のバルカン砲で、計2門とする資料や計4門とする資料もある。この武装は頻繁に改修を施され、時期によって口径や装弾数、果ては実装部位まで変化していたと考えられている。MSの装甲に対してはさほど有効ではないが、主に牽制時に威力を発揮する。劇中では使用している場面は確認出来ないが、『GUNDAM FRAG.』において確認できる。この時のダブルバルカンは2門であった。
 ウイングシールド×2
両前腕部にはウイング・バインダーを装備し、Gフォートレスおよびコア・トップ形態時には主翼となる。このバインダーはシールドとしての使用も可能であり、特にウイング部を二枚重ねにした場合には、単機能のシールドに勝る強度を備えている(取り付け基部にビームが直撃した際には破損している)。また任意で着脱が可能であり、投擲兵装としても使用できる。ただし、主翼と兼用であるため、損傷した場合には大気圏内飛行性能に影響が生じる。緊急避難的意味合いから、重要部分への被弾を避けるためにシールドとしての機能を備えているが、これはあくまで変形機構に伴い機体全体をシステムと捉えた上での善後策として付与されたものである(コクピットへの直撃を避けるために、ライフル等の装備品を盾代わりに用いることは珍しいことではない)。本来の機能としては、主翼 / バインダーとして稼動し、ダメージコントロール用の兵装として、運動性の向上による被弾率の低減に主眼が置かれたものである。両肩部ラッチには10連装ミサイル・ポッドを増設する仕様も存在する。
 
フルアーマー・システム
ドッキング部位の接合強度を向上させ、さらなる多機能化を計るためのフルアーマー・システムも機体と同時進行で開発されている。本機のフルアーマー・システム(フルアーマーΖΖガンダム)はMS形態における機能向上に主眼を置いた追加パーツであり、装甲強化に加え火力及び機動力の増強を兼ねる複合的な強化ユニットとして機能する。さらにビームコーティングもされている。バンダイのMGフルアーマーダブルゼータガンダムの説明書にはIフィールドも搭載と説明されている。この追加パーツは本体フレーム及びコア・ブロックの応力負担を補佐する設計であり、装着時には機体剛性が大幅に向上する。変形機構には制限を受けるものの、MSとしての機体バランスは非常に良好であり、空間戦闘に特化した仕様としては、むしろフルアーマー形態こそが真の完成形と言える。また、システムは任意の強制排除も可能であり、MS形態のまま継戦、あるいは分離・変形への移行が可能である。
 
仕様変更
第一次ネオ・ジオン抗争終盤、本機は全面チューンアップが施され、若干の仕様変更が為されている。この仕様を強化型ΖΖガンダムと呼ぶ。また、その状態から更に重火力支援システムを追加装備した仕様をフルアーマーΖΖガンダムと呼ぶ
 
劇中での活躍
 第一次ネオ・ジオン抗争
グリプス戦役終結後、エゥーゴの巡洋艦アーガマはサイド1・1バンチのコロニー「シャングリラ」へと寄港する。その際、疲弊した戦力を補う為、ジュドー・アーシタを始めとするシャングリラの少年少女達を新たなクルーとして招き入れる。同時にアーガマはΖΖガンダムの中枢であるコア・ファイターをラビアンローズより受領する。出航後、更にBパーツであるコア・ベースを受領、配備する。その後の戦闘で、アクシズ士官マシュマー・セロの搭乗する重MSハンマ・ハンマの攻撃でΖガンダムが稼動不能となる。この際、ジュドーの仲間であるイーノ・アッバーブが最後のパーツであるコア・トップを搬送しつつ、戦闘空域に到着する。ジュドー搭乗のコア・ファイターは、戦闘中にコア・トップ及びコア・ベースとの合体を実施し、新型MSΖΖガンダムへと変形する。この初戦でΖΖガンダムは圧倒的な威力でハンマ・ハンマを撃破した。以後、ΖΖガンダムはいわゆるガンダム・チームの中核として、第一次ネオ・ジオン抗争下で実戦運用される。
実戦配備されたΖΖガンダムは、主席パイロットとなったジュドーの才覚もあり、R・ジャジャやバウといったアクシズのエース機を次々と撃破していく。ジュドーはΖΖガンダムを巧みに操り、ネオ・ジオンのニュータイプ少女エルピー・プルが搭乗するニュータイプ専用MSキュベレイMk-IIとの交戦時には、ファンネルによる攻撃にも怯まず応戦している。アクシズ随一のベテランパイロットであるラカン・ダカラン駆るドライセンによる急襲を受けた際には、ジュドーはラカンの卓越した技量の前に苦戦するものの、仲間の助けもあり、これを退けている。
地上へと降下した後、ΖΖガンダムはネオ・ジオンによって制圧された連邦議会都市ダカールを目指し、ガンダム・チームと共に砂漠を横断する。途中、幾度か旧ジオン残存兵力の手錬達の操る局地戦用MS部隊による襲撃を受けるものの、ΖΖガンダムは過酷な環境下においても戦い抜き、これらを打ち破っていく。
ネオ・ジオンはダブリンにコロニー落としを実行し、避難民救出の為にコア・ファイターにて出撃したジュドーは、ラカン・ダカラン率いる制圧部隊と遭遇する。新型の重MSザクIIIを操るラカンは合体中の隙を突いてジュドーのコア・ファイターに迫る。その際、カラバを指揮するハヤト・コバヤシの援護により、ΖΖガンダムは辛くも合体に成功するが、ハヤトの機体はラカンによって撃墜される。ジュドーは怒りを爆発させ、ラカンとの壮絶なドッグ・ファイトを展開する。しかし、直後にコロニーが地表に落下し、周囲は閃光に包まれる。爆風の中、ラカンは尚もΖΖに襲い掛かるが、ジュドーの気迫はラカンを圧倒し、これを退ける。それと前後し、ネオ・ジオン巡洋艦サンドラよりサイコガンダムMk-IIがアーガマ追討の為に出撃する。そのコクピットにはエルピー・プルの双子の姉妹と言うべき強化人間プルツーが座していた。ΖΖガンダムはサイコガンダムMk-IIとの空中戦を展開するが、熱核反応炉の過熱が限界値に達し、出力が低下し始める。徐々に劣勢に追い込まれ、サイコガンダムMk-IIの一斉砲撃がΖΖガンダムを襲った際、プルのキュベレイMk-IIが両機の間に介入する。キュベレイMk-IIはΖΖガンダムの盾となって直撃を受け、爆散してしまう。プルを失ったジュドーの怒りに応じてΖΖガンダムのパワーは上昇し、サイコガンダムMk-IIを撃破した。
再び宇宙へと上がったΖΖガンダムは、新造戦艦ネェル・アーガマを新たな母艦とする。ジュドーはパイロットとして成長を遂げ、高機動の新型MAジャムル・フィンや、サイコミュ兵装及び重火力を有する重MSゲーマルクを退ける。
ネオ・ジオン勢力の内紛もあり、凄絶な殲滅戦の様相を呈する第一次ネオ・ジオン抗争終盤、その決戦を控えた時期にΖΖガンダムはフルアーマーΖΖガンダムへの換装を受ける。ラカン操るインコム・システム搭載の重MSドーベン・ウルフを一蹴、プルツーの搭乗するニュータイプ専用巨大MSクィン・マンサと対峙したフルアーマーΖΖはその攻撃を封じ、沈黙させる。
第一次ネオ・ジオン抗争最終局面において、ΖΖガンダムはネオ・ジオンの指導者ハマーン・カーンの搭乗する旗機キュベレイとの一騎打ちに臨む。互いの持つ全ての能力と戦術を駆使する両者は一進一退の死闘を演じ、時には生身の戦闘をも展開していく。最終的に両者のビームサーベルが交錯し、ΖΖガンダムはキュベレイを撃墜する。その後、爆炎に包まれるコア3を脱出する際、ΖΖガンダムは上半身とコア・ブロックを残し大破するが、ネェル・アーガマに収容されたプルツーの導きにより、ジュドーは無事に帰還する(『機動戦士ガンダムΖΖ』)。
 その後
第一次ネオ・ジオン抗争終結後、ΖΖガンダムが運用された公式な記録は存在しない。しかし、回収されたΖΖガンダムは修復後、木星へと旅立つジュドーとともにジュピトリスIIに搬入され、木星圏にて運用されたと言われている。ハマーンとの決戦時にΖΖガンダムは上半身とコア・ブロックを残し大破したため、コア・ベース部はジュピトリスII内ドック製の、仮設のメカニズムを使用していた(通称ΖΖ-GR)。後にコア・ベース部を新規に製造したものが届けられ、ΖΖガンダムは本来の性能を取り戻すこととなる。
 
デザイン
テレビアニメの企画時、ガンダムMk-III、オメガガンダム、ネオガンダムなどのネーミング案が存在した。さらに、その後劇中では、「ガンダムΖΖ(ガンダムダブルゼータ)」という作品タイトルと同じ呼び名が使われたのに対し、月刊「ニュータイプ」をはじめとする各種メディアやプラモデルの製品名は「ΖΖガンダム(ダブルゼータガンダム)」が正式名称になるという混乱が見られた。
ΖΖガンダムのデザインには、小林誠の他に明貴美加、岡本英朗、出渕裕、永野護、藤田一己、大河原邦男、ビシャールデザインなどが参加。主にΖガンダムと同様の単機変形デザイン群の中、明貴案のコアガンダムにコアトップとコアベースを装着するというアイデアが採用される。そこから合体をお題目に再コンペを経て最終的に小林のデザインが採用され、北爪宏幸、岡本、明貴のクリンナップを経て完成している。特に小林はバンダイとのプレゼンテーションの際に、自作のΖΖガンダムのフルスクラッチ完全変形モデルを持参し望んでいる。またデザインは「頭には波動砲を付けて強そうに。MS形態は初代ガンダム、飛行形態はGアーマーに見える様に描いた」としている。上半身は構造から装甲までほぼ小林案のままだが、コア・ファイターと下半身は完全に明貴デザインの別物に変更された。明貴によれば時間との厳しい戦いだったと語っているが、これはスポンサーであるバンダイのプラモデル設計スケジュールの都合であった。また、バンダイ『模型情報』によると、クリンナップしたのは北爪であるとされ、この校了がプラモデルの設計開始に間に合わず、プラモデル「1/144 ΖΖガンダム」の胸部形状が設定と異なってしまったと報じている。なお準備稿では、Gフォートレスに機首が無く、憤慨した小林がバンダイに抗議して機首を追加させた逸話がある(既に変更可能だったのは武器のみであり、ビームライフルの尾部という危険な部位にコクピットがあるのはこの名残)。
小林誠は大量のデザイン案を残しており、後述するMSVなどにはこれらの準備稿デザインが参考にされている。また永野の没案は、自身の漫画『ファイブスター物語』に登場する予定のモーターヘッド「ワイツ・ミラージュ」としてリサイクルされたが、後の設定変更で結局抹消されている。
機体色はTV劇中では「ごく薄く緑の混ざった白と薄めの青」でガンプラでもその色が再現されていたが、マスターグレードでは「明度の高い白と強い青」にアレンジされている。型式番号はMSΖ-0010やMS21010などと誤記されたこともある(講談社発行の雑誌「ガンダムマガジン」など)。また、一部の資料にコア・ベース時の全備重量を22.06tとしたものがある。


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